2015年2月19日木曜日

基本テクニック「稜線の分割 」

このブログでは3次元CAD利用技術者試験をフリーソフトで攻略するためのテクニックを
ご紹介いたします。

フリーソフトとしてPTC社さんのPTC Creo Elements/Direct Modeling Express 6.0
使用します。リンク先でダウンロードできます。

このブログでは「基本テクニック」→「そのテクニックを使う試験の場面」という順番で、
少しずつ解説していきます。


基本テクニック その1
「稜線の分割」


立方体で説明します。立方体は基本中の基本ですのでここで覚えてしまいましょう。

1、立方体の作り方。












とりあえず長方形を描きます。






左下の入力欄に「0,0」と入力すると原点を始点にすることができます。

 オレンジになっている状態だと正方形が描けます。

 クリックすると正方形が確定しました。






































プルをクリックすると距離を入力する場所が黄色くハイライトします。





































10と入力してEnterキーを押すとプレビューが表示されます。
OKであれば緑のチェックマークをクリックすれば確定できます。


立方体完成!!

この立方体の緑の線のことを稜線と言います。

試験ではこの線の中間点を求めなければ解けない問題がよく出てきます。
中間点を求めてみましょう。


2、基本テクニック その1 「稜線の分割」


 3D編集のその他のプルダウンメニューの中に稜線の分割というコマンドがあります。




















そのままでは中間点がグレーアウトしており選択できません。



しかし立方体の稜線をクリックすると選択できるようになります。




















中間点をクリックするとすぐさまグレーアウトしてしまいます。




















そのままチェックマークをクリックすると確定します。
見た目は変化無いように見えますが稜線にカーソルを持っていくと…




































ちゃんと中間点で分割されました。